Excelを使用しているとたまにそう偶数する「#REF!」や「#N/A」などのエラー表示。本ページではこれらのエラーが発生する原因と、エラーを回避するための判定処理を紹介します。
目次
エラーの種類と原因
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| #NULL! | 数式範囲に必要なカンマやコロンが抜けており、セル範囲が正しく交差していません。 発生例: =SUM(A1:A5 B1:B5) |
| #DIV/0! | ゼロまたは空白で除算しています。 発生例: =A1/0 |
| #VALUE! | 数式の中に文字と値が混在しているか、関数の引数が誤っています。 発生例: =MAX("a")発生例: ="a"+1 |
| #REF! | 無効なセルを参照しています。 発生例:参照先のセルを削除する |
| #NAME? | 関数の名前やセル範囲の入力を誤っています。 発生例: =SUMS(A1:A5)発生例: =SUM(a) |
| #NUM! | 数式や関数に無効な数値を指定しているか、計算結果が処理できない数値になります。 発生例: =SQRT(-1)発生例: =1000^1000 |
| #N/A | XLOOKUP関数などで検索対象のデータが見つからず、該当する値が存在しないことを表します。 発生例: =VLOOKUP("A005",A1:D10,2,FALSE) |
エラーを判定する関数
エラーが発生しているかを判定する関数です。これによりエラーを非表示にしたり、エラー時の処理を組み込んだりすることができます。
| 関数 | 内容 |
|---|---|
| IFERROR | 指定セルや計算結果がエラーになった場合に、エラー表示の代わりに指定した文字列を表示します。 |
| IFNA | 指定セルや計算結果が「#N/A」になった場合に、エラー表示の代わりに指定した文字列を表示します。 |
| ISERROR | 指定セルや計算結果がエラーであるかを判定し、エラーならTRUE、エラーでなければFALSEを返します。 |
| ISERR | 指定セルや計算結果が「#N/A」を除くエラーであるかを判定し、該当すればTRUE、該当しなければFALSEを返します。 |
| ISNA | 指定セルや計算結果が「#N/A」であるかを判定し、「#N/A」ならTRUE、それ以外ならFALSEを返します。 |
| ERROR.TYPE | 指定セルや計算結果がエラーの場合に、エラーの種類に応じた整数値を返し、エラーでない場合は「#N/A」を返します。 |
エラーを判定する関数の応答例
各エラーに判定関数を適用した場合の例です。
スクロールできます
| 関数 | #NULL! | #DIV/0! | #VALUE! | #REF! | #NAME? | #NUM! | #N/A | 計算式 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| IFERROR | エラーです | エラーです | エラーです | エラーです | エラーです | エラーです | エラーです | =IFERROR(F16,"エラーです") |
| IFNA | #NULL! | #DIV/0! | #VALUE! | #REF! | #NAME? | #NUM! | NAです | =IFNA(F16,"NAです") |
| ISERROR | TRUE | TRUE | TRUE | TRUE | TRUE | TRUE | TRUE | =ISERROR(F16) |
| ISERR | TRUE | TRUE | TRUE | TRUE | TRUE | TRUE | FALSE | =ISERR(F16) |
| ISNA | FALSE | FALSE | FALSE | FALSE | FALSE | FALSE | TRUE | =ISNA(F16) |
| ERROR.TYPE | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | =ERROR.TYPE(F16) |
その他覚え書き
- NA()
-
意図的に「#N/A」エラーを発生させる関数です。
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